Qualcomm、最新のモバイルプラットフォーム デベロップメントキットを発表！

Qualcomm Technologiesが新Snapdragon 835 モバイル プラットフォームのVRデベロップメントキット (VRDK) を発表した。

デベロッパーはアップグレードされたVRソフトウェアデベロップメントキット (SDK) がサポートしているSnapdragon 835に早めにアクセスができる。

VRアプリケーションは急速に発展しており、次世代モバイルVRアプリケーションはますます複雑になっていくだろう。

VR投入感のあるハイクオリティコンテンツを稼働させるにはパワー消費により制限がかかるようになり、パフォーマンスに必要とされるニーズもより高くなる。

しかし、ファンもケーブルも必要ない独立型ヘッドマウントディスプレイのVRコンテンツをサポートする最先端モバイルプラットフォーム Snapdragon 835にはそれらに対応するスペックが全て備わっている。

Snapdragon 835 VRDKに含まれるHMDスペック

VRDKのソフトウェアデベロップメントキット

テクノロジーはVRユーザー体験において欠かせないものである、そしてそれをサポートするのがVRDKのソフトウェアデベロップメントキットだ。

●　DSP センサーフュージョン: Snapdragon 835 のテクノロジーをフル活用した新SDKは、ジャイロスコープとSnapdragon Sensor CoreとQualcomm® Hexagon™ DSPのヘッドポジションプロセシングを通したアクセロメーターからの高周波完成データとカメラのポジションデータとの正しいコンビネーションに簡単にアクセスできるようにすることでデベロッパーの6DoF、VRコンテンツの制作をサポートする。

●　フォビエイテッド レンダリング: レンダリングテクニックVRをより効率的なものにするためデザインされたこの技術は、VRユーザーの目線を感知し、見ている部分のみを最高画質にすることができる。

UnityとEpic Game EnginesのSnapdragonプラグイン サポートで使用可能だ。

●　ファストモーション: 3D空間のレンダリング イメージ変換を早くするために、シングル バッファー レンダリングとその他のテクニックの非同期タイムワープの改良をサポート。

これにより、従来のSnapdragonプロダクトに比べて、レイテンシーの20%減少に成功した。

●　レンズ補正がついたステレオスコーピック レンダリング: 3D ビジョンをカラー補正とたる形球面収差でサポートすることで、グラフィックのビジュアルクオリティが向上し、全体としてVR体験のクオリティが上がった。

●　VR レイヤリング: メニュー、テキスト、その他オーバレイを生成し、バーチャル世界の中でレンダリングが正確にされるように、読むのが難しくならないようにする。

●　最新アプリケーションプロファイリングとパワーマネジメント: Snapdragon ProfilerとQualcomm® Symphony System Manager SDKを統合し、アプリケーションデベロッパーのためにVR プロセシング パイプラインの見通しを広げた。

さらにCPU、GPU、DSP パワーとパフォーマンスマネジメントとの併用で安定したフレームレートをローパワーデバイスのVRアプリケーションのために実現した。

VRDKは2017年上半期中にQualcomm Developer Networkを通してリリースされる予定だ。

Snapdragon 835を使用したVR OEMも2017年後半にはリリースされることになっている。

参照元URL: https://www.qualcomm.com/news/releases/2017/02/23/qualcomm-introduces-snapdragon-835-virtual-reality-development-kit HTC Vive バーチャルリアリティ ヘッドマウントディスプレイ VRヘッドセット [並行輸入品]

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