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自由自在のラバーリングアクションはVRでも健在!GearVR版「海腹川背」プレイレビュー

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スタジオ最前線は、Oculus Storeにおいて伸縮自在の「ラバーリングアクション」で、多くのファンを魅了し続けるアクションゲーム「海腹川背」シリーズのGear VR対応版『さよなら海腹川背』をリリースしました。

今でも根強い人気を誇る人気シリーズのVRバージョンということで、注目度も高く、気になっている人も多いのではないでしょうか?今回はそんなGearVR版『さよなら海腹川背』をプレイレビューしてみました。

今もなお根強い人気!「海腹川背」シリーズ

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『海腹川背』(うみはらかわせ)は、1994年12月23日にスーパーファミコンから発売されました。

主人公の「海腹川背」という名前の女の子を操作し、ゴムロープの先に付いた釣り用ルアーを天井や壁に引っ掛けてターザンのようなアクション後に「ラバーリングアクション」と呼ばれる独特なアクションをしながら、ゴールとなるドアを目指します。

シリーズ人気は非常に根強く、他のゲーム会社と比べてしまうとマイナーなゲーム会社だったので名作タイトルのように誰もが知っているという感じではなく、知る人ぞ知る隠れた名作タイトルといった感じです。

しかし、根強い人気は今も衰えることはなく、開発会社や販売会社を変えながら今に至るまで様々なコンシューマー機器でリリースされています。

やはりなんといっても、「ラバーリングアクション」というシンプルで奥深く、中毒性の高いアクションシステムや、心地の良い音楽や幻想的で不思議な夢の中の様な世界観に対する評価が強いです。

シリーズ集大成「さよなら海腹川背」のVRバージョン

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そんな、「海腹川背」シリーズのGearVR版である本作は、任天堂の3DSから発売されたシリーズの集大成「さよなら海腹川背」を基にVR向けリマスターが加えられたものとなっています。

VR版といっても、「海腹川背」シリーズの横スクロールで「ラバーリングアクション」であるという点は変わりなく、VR用に一人称視点になっていたり、などのシリーズのイメージを損なうことはありませんでした。

基本的には3DS版の「さよなら海腹川背」を基に作られているようなのでシリーズのファンも納得の出来栄えだと思います。

またVRとしての利点として画面固定の横スクロールを自分の好きな方向から眺めながらプレイでき、キャラクターとの距離感もとても近しいものになっていてテレビ画面で遊ぶよりもいっそう盛り上げてくれます。

ほかにも自由にステージを見回すことが出来るので、あらかじめ先の道を見て攻略法を考えることもでき、これは今までの「海腹川背」にはなかった要素だと感じました。隠し要素であるリュックもこれだとすごく見つけやすかったです!

スリリングで中毒性の高いロープアクションは健在!

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「海腹川背」シリーズの魅力は何といっても「ラバーリングアクション」と呼ばれる伸縮自在のゴム紐を使用した奥深いアクションシステムで、これにより攻略方法が通常の横スクロールアクションよりも多彩になり、工夫次第では今までになかったような動きも楽しめ、アクションゲームファンから高い支持を受けています。

本作でもそのラバーリングアクションは健在で、シリーズをPS版からですがガッツリハマったことのある筆者は、操作感もそのままだったので、すぐにのめりこんでしまいました。

ちなみに敵キャラクターに魚が出てくるのでよく間違えられるのですが、このラバーリングアクション、釣り竿ではなく、リールとルアーのついたゴム紐なのです…。

ルアーをフィールにくっつけてぶら下がり、ターザンの様にスイングして高く飛んだり、ゴムの伸縮性を利用して上に飛んだり、リールを巻いて壁に張り付いたり、敵を捕獲したりすることが出来ます!めっちゃ便利!!

操作自体はジャンプとルアーを飛ばす2ボタンだけの簡単なものなのですが、ゴムの伸縮性や遠心力を利用してものすごい速さで移動したり、微調整しだいで飛ぶ位置や勢いも変わるので初心者から上級者までたのしめる奥深いシステムです。

プレイタイムが常に記録!高速クリアを目指そう!

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海腹川背のやりこみ要素といえばやはりタイムアタックでしょう!本作は、クリアタイムがミリ秒単位で記録され、ステージ選択画面に表示されるので、よりシビアなタイムアタックに挑戦できます!

筆者も目にも鮮やかなプロ並みなタイムアタック動画をみて盛り上がったものです。ステージ構成の妙もあり、実は一本道に思われていたステージでも工夫次第ではあんなところから!こんなところからも!と様々なゴールまでのルートを作ることが出来るので、タイムアタックで様々なルートを模索していきましょう!

ここからは初代「海腹川背」のやばすぎるタイムアタック動画をご覧ください…。

序盤からラバーリングアクションで梯子の上り下りを省略する斜め上すぎる攻略法が出てきますね。こんな風にゲーム開発者も予想しなかったであろうゲームの進め方を出来てしまうのが海腹川背シリーズなのです!

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