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Microsoftが投稿したMR紹介アニメ「The animated guide to mixed reality 」がすごいわかりやすい!

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Microsoftが自社の持つyoutubeチャンネルにてテクノロジーの進化と人の関係性をわかりやすくアニメーションで紹介し、話題になっています。

第一弾はAIについて、そして第二弾はIoTについて、そして第三弾はMicrosoftがholorensをはじめとし、最近力を入れているMRについてのアニメーションとなっています。

今回はそんなMRのアニメーションを中心に紹介し、MRとはどのようなもので、今後何ができるようになるのか、を予想したいと思います。

MRで変わる新しいコンピューターと人の関係。

マイクロソフトが自社のyoutubeチャンネルにてExplanimatorsというシリーズにてインターネットやスマートフォンなどのテクノロジーが人とどのようにかかわり、どのように変えていったのか、行くのかを分かりやすくアニメで紹介しています。

音声は英語のみとなっていますが、youtubeの設定画面から、字幕表示のオプションで日本語字幕を表示することが出来るので、英語がわからないという方にも安心してみることが出来ます。

youtube右下の歯車マークを押し、字幕のオプションから日本語を選択、歯車マーク左横にある字幕表示ボタンを押せば字幕を表示させることが出来ます。

第一弾:AI

そんなExplanimators第一弾はAIです!

windows10の音声アシスタントAI「Cortana」が、どのようにして学習し、人に役立つのかを紹介しています。

最近ではAIの進化は目まぐるしく、2035

第二弾:IoT

IoTは聞きなれない言葉ですが、「internet of things」の略で直訳すると、モノのインターネットという意味になります。

私たちはインターネットにパソコンを通じて接続しますが、スマートデバイスの登場で、モノがインターネットにつながり、私たちは遠くにいるモノの状態を見たり、確認することが出来るようになります。

動画では自動車を遠隔で制御したり、農場を制御したりしていましたが、今後IoTにVRが重なることでさらに正確でわかりやすい情報を見ることが出来るようになりそうです。

第三弾:mixed reality

第三弾はMRです。

後で詳しく紹介しますが、まだまだ普及途中のMR(mixed reality)の登場でどのようなことが出来るのか、私たちの生活がどのように変化していくのがをアニメーションでわかりやすく紹介しています。

MRってなに?何が出来るの?

ココからはMicrosoftのアニメーションに合わせて紹介します。

MRとはmixed realityの略で、VRのバーチャルリアリティである仮想現実と私たちの住む現実世界をミックスさせて相互作用をもたらす技術の事です。

1967年私たちが普段使用しているPCの原型は紙をつかって読み込むものでした。

そこから1977年にはdosと呼ばれるコマンド入力をして操作するPCへ。

1987年にはOSが付き、マウスとキーボードで誰でも簡単にPCを操作できるようになり、私たちの知っているような画面になりました。

1997年には私たちの良く知るスマートフォンの原型ともいわれているPDAと呼ばれる携帯情報端末が登場しています。こちらはPCの様に情報端末として機能しますが、筐体自体も大きく、スマホの様に通話したりカメラで写真を撮ったりはできませんでした。

2007年にはスマートフォンが登場しますが、スマートフォンを操作する男性は「便利だけどこれで本格的な仕事ができることはないだろうな」と語っています。

そして現在2017年を超えて未来へ、今までのコンピューターでできたことが、MRグラスで表示される仮想世界で行えるようになっています。

スマートフォンの様に空間をタップすることで、通話や、天気を見たり、プレゼンの資料を送信したりしています。

そしてMR技術によって仮想的に現実世界に登場した男性がMRについて、「仮想世界と現実世界が重なる場所、コンピューターと人間の関係の次のステップ」として語り動画が終わります。

いかがだったでしょうか?一枚の紙をバーコードの様にして読み取るパソコンから、フロッピーディスクの時代、OSの登場そして、スマートフォンへとパソコンと人との関係はテクノロジーの進化と共に変化していきました。

そして来る未来にはMRが新しいコンピューターとして乗り替わるようになっていくのでしょう。たのしみですね。

Microsoftが進めるMRの発展。

Microsoftは現在、来るコンピューターの未来に向けてMRデバイスやソフトウェアの開発に力を入れています。

Microsoft holorensを発売したのは多く知られていますが、MicrosoftはこのMR技術をオープンソースにし、サードパーティーでのデバイスリリースも予定しています。

こちらはholorensの様に単体で動作し、ホログラフィックスで現実世界を透過して仮想現実を表示させるのではなく、VRヘッドセットの様にPCと接続し、前面のカメラで撮影された現実世界と仮想現実をミックスさせてHMD内のモニターに表示させるというもの。

これらはWindowsMRとして、ハイエンドVRの様に高いグラフィックスカードを必要とせずにCPUだけで動作するようになるそうです。これによりMRの敷居は非常に低いものとなるということがわかり、どれだけMRを普及させたいのかMicrosoftの思惑がうかがえますね。

わざわざアニメーションを作り紹介しているあたり、一般家庭にもVRよりも早くMRが浸透しそうな予感さえ感じられますね。今後どのようになるのか楽しみです。

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