OculusGoに次ぐ、Oculusの新しいスタンドアロン型VRヘッドセット「Oculus Quest(オキュラスクエスト)」。
スタンドアロン型でありながら、OculusGoを凌ぎ、OculusRiftにも匹敵するという高性能ぶりで多くの人から注目を集めています。
Oculus QuestはOculusGoからどう進化したのか?
その違いも含め、Oculus Questの性能から対応ゲーム・アプリまであらゆる情報を一挙紹介します。
\OculusQuest大型アップデート!/
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Oculus Questとは?
Oculus Questは、Oculus社から2019年5月21日に発売されたスタンドアロン型VRヘッドセットです。
スタンドアロン型のため、PCやPS4などの外部機器が必要なく、いつでもどこでもケーブルレスでハイクオリティなVRを楽しむことができます。
また、2018年5月に発売された、同じスタンドアロン型VRヘッドセット「Oculus Go」の上位機種となっており、解像度やポジショントラッキング機能など、全ての性能に置いてOculusGoを凌いでいます。
OculusQuestはSanta Cruzの製品版!
Oculus Questは2016年に行われた年次開発者会議「Oculus Connect 3(OC3)」にて発表されたスタンドアロン型VRヘッドセット「Santa Cruz」を製品化させたものです。
2018年5月に発売されたスタンドアロンVRヘッドセット「OculusGo」の上位機種というだけあって、「Santa Cruz」発表時からかなりの注目を集めていました。
Oculus Questはどこが良くなった?OculusGoとの3つの違い
Oculus Questは、前機種であるOculusGoよりもかなり性能上がっていると言われています。
いったいOculusQuestは具体的にはどう違うのか?
OculusGoとの違い3つを紹介します。
①:6Dofのポジショントラッキング機能を搭載!
Oculus QuestではOculusGoにはなかった、6DoFのポジショントラッキングが搭載されています。
OculusGoでは3DoFという頭の上下左右の角度の位置検出のみでしたが、

3Dof形式
OculusQuestでは6DoFという、頭の上下左右に加え前後左右の動きも検出できるようになっています。

6DoF形式
なので、OculusQuest装着者自身の動きがそのままVR内に反映させることができます。
VR内にあるオブジェに近づいたり離れたりといった、より体感てきなプレイを楽しむことができます。
また、Oculus QuestはVRヘッドセット内にトラッキング用のカメラが搭載されているので、外付けでポジショントラッキング用のセンサーを設置するなどの手間が一切ありません。
②:片目1600×1440の高解像度!
VRにおいて解像度は臨場感や没入感向上につながる重要な要素です。
Oculus Questは解像度もかなり上昇しており、片目で1600×1440というVRヘッドセットの中でも上位に入るほどの高解像度を誇っています。
簡単に比較してみると、
- ・Oculus Rift:1080×1200
- ・Oculus Go:1280×1440
- ・Oculus Quest:1600×1440
となっており、OculusGOだけでなく、PC用高性能VRヘッドセット「Oculus Rift」をも凌駕していることがわかります。
③:VRコントローラー「OculusTouch」が付属!
Oculus Questでは新たに、VRコントローラー「OculusTouch」が2つ付属します。
付属する「Oculus Touchは、過去にOculusからリリースされた従来のOculusTouchではなく、OculusQuest改良が加えられた新しいVRコントローラーとなっています。
従来のOculus Touchは外部センサーでTouchの位置を検出をしていましたが、新しいOculus Touchでは、Oculus Quest本体内臓のカメラで位置検出を行います。
そのため、多数のLEDマーカーが配置されていたりと、従来のOculusTouchとは少しだけ形状も異っています。
OculusQuestは何ができる?VRゲームアプリ紹介!
オキュラスクエストがオキュラスゴーからどれくらい良くなったわかったところで、オキュラスクエストで楽しめるVRゲームアプリを紹介します。
オキュラスクエストの発売と同時に多数のVRゲームをオキュラスストアにて配信しています。
OculusQuestローンチタイトル「ダース・ベイダーVR」
- 価格:990円
- 言語:英語
- 必要空き容量:2.65GB
- 配信:Oculusストア
オキュラスクエストのローンチタイトルとしてあの大人気SF作品「スターウォーズ」の世界観をVRで楽しめる「Vader Immortal: A Star Wars VR Series」(原題)がリリースされています。
スターウォーズ6部作の内、「エピソード3」と「エピソード4」の中間のストーリーが楽しめるとのこと。
公開されている動画を見る限り、ダースベイダーの威圧感は尋常ではなく、ベイダー卿と相対した時の恐怖が半端ではないことがうかがえます。
人気音ゲーム「Beat Saber」も対応!
- 価格:2,990円
- 言語:英語
- 必要空き容量:332.7MB
- 配信:Oculusストア
「Beat Saber」は両手に持ったライトセーバーのような光る剣で、迫り来るキューブをリズムに合わせて切り落とす体感型VR音ゲームです。
PCとPSVRで既にリリースされたおり、高い人気を集めているVRゲームです。
そんな人気のVRゲームがOculusQuestでも楽しめるようになりました。
PC版やPSVR版と違い、ケーブルレスで楽しめるため、より自由に動けるようになるため、さらにハイレベルな体感音ゲームが楽しめるのではないかと注目を集めています。
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「狼と香辛料VR」も対応予定!
現在制作中の注目VRアニメ「狼と香辛料VR」もOculus Quest対応予定となっています。
「狼と香辛料VR」は原作ファンも多く、高い注目が集まっているVRコンテンツなだけあって、Oculus Quest対応に期待している人も多いようです。
人気VR SNS「VR Chat」も対応!
VR空間で世界中の人との交流が楽しめるソーシャルVRアプリ「VRChat」がオキュラスクエストにも対応します。
OculusQuestに対応したことにより、導入コストなどVRChatを始めるための敷居が下がっただけでなく、ワイヤレスによるプレイ環境の向上しているため、VRChat初心者からヘビーユーザーまで幅広い層から注目を集めています。
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オキュラスクエストが遂に発売!Amazonからも購入可!
気になるオキュラスクエストですが、2019年5月21日に発売がスタートしました。
ストレージ容量の異なる
- 64GB:49,800円
- 128GB:62,800円
の2モデルがリリースされています。
OculusQuestはOculus公式サイトおよび、Amazonにて購入できます。
OculusQuestアップデートで新機能搭載!
2019年9月に開催されたOculusのイベント「Oculus Connect6」にてOculusQuestの大型アップデートが発表されました。
今までの機能に加えて、
- ・PCに接続可能になる「Oculus Link」
- ・ハンドトラッキング機能
が実装されます。
Oculus Linkは2019年11月から、ハンドトラッキングは2020年に実装予定となっています。
詳細はこちら↓
OculusQuest概要
- 商品名 :OculusQuest(オキュラスクエスト)
- 発売日:2019年5月21日予定
- 価格 :64GB:49,800円
- 128GB:62,800円
- 画質: 1600×1440(片目)
- コントローラー: Oculus Touch
- 搭載センサー:6DoF
- 公式サイト:OculusQuest
まとめ
オキュラスの最新スタンドアロンVRヘッドセット「Oculus Quest」!
OculusGoの上位機種というだけあって、性能も出来ることも大幅にアップしています。
人気のVRゲームやアプリなどへの対応も判明しており、発売前からかなりの期待が寄せられています。
Oculus QuestによるVR業界への影響が楽しみですね。
発売日が待ち遠しいです!
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