株式会社イノベイジは2019年10月15日(火)、同社で運営している就労移行支援事業所ニューロワークス大塚センターに、現代人の不安やストレスの低減を目指すリラクゼーションVR「relaxVR」を、プログラムに導入することを発表しました。
「relaxVR」とは
今回ニューロワークス大塚センターへの導入が発表された「relax VR」は、美しい景色と音楽を体験することでストレスや不安を軽減させるリラクゼーションVRコンテンツです。
利用者はHMDとヘッドフォンを装着することで、
世界13箇所の美しい景色
美しい声を通じた癒しのガイド
美しく流暢な音楽
を圧倒的な没入感で体験しながらリラックスすることができます。
海外でストレス軽減の実績も
このコンテンツを開発したのは、
不安やストレス低減に寄与するVRの開発
それに伴う科学的活動
を行っている米・relaxVR社で、既にVRによる介入が不安や痛みの緩和に有効であるという臨床レベル研究やメタ解析レベルの研究によってストレス低減に効果があることが示されています。
さらに進められた研究では、被験者の不安レベルや否定的な感情のレベルを軽減させて、前向きな感情の誘発に効果的であることが実証されています。
このことから既に導入されている
米国
オーストラリア
では、ストレス管理ツールとして利用されています。
就労移行支援施設へ導入へ
この「relaxVR」は、同じくイノベイジ社が運営している脳トレーニングジム「ブレインフィットネス」のニューロウェルネスプランに、今年5月から導入されています。
そして今回、同社が運営する就労移行支援事業所”ニューロワークス”への導入が決定されました。
今回の導入をきっかけに、「ブレインフィットネス」で培ったノウハウを活かしながら様々なテクノロジーを導入しつつ、障がい者の社会参加をサポートしていくということです。
まとめ
現代人が抱えるさまざまな不安やストレスを軽減させるリラクゼーションVR「relaxVR」が、東京・豊島区の就労移行支援事業所”ニューロワークス 大塚センター”に導入されることが決定されました。
このVRコンテンツは同じくイノベイジ社が運営している脳トレーニングジムにも導入されており、利用者の不安レベルや否定的な感情のレベルを軽減させることで、前向きな感情を誘発することが期待されています。
今回導入が決まった”ニューロワークス”は、障がい者の人たちが働くために必要な就労系プログラムや就職活動を支援している事業所です。
前向きな気持ちになる効果も期待されるということで、社会復帰や参加を促していくにはピッタリのコンテンツになりそうですね。
Copyright © 2019 VR Inside All Rights Reserved.