PCでVRをがっつり楽しむために、特に重要なのがグラフィックボード!
グラフィックボードがしっかり対応してないと、映像がカクつくどころか、VRそのものがプレイできない状態に・・・。
そこで今回は、VRにおいて重要な役割を担う、グラフィックボードの基礎知識から導入するときの注意点、おすすめのグラフィックボードについて紹介します!
\おすすめグラボはこちら/
↓↓↓
グラフィックボードとは?
グラフィックボードとはPCでグラフィックの処理に使われるパーツです。
点と線で描き出された3DCG映像を鮮明に滑らかに映し出すためには、ポリゴンの細かい動きを描画するための膨大な数の計算が必要です。
特に360度3DCGで構成されたVRゲームは周囲360度の映像を左目用と右目用、2つ用意しなければならないため、映像処理に通常のゲームより大きな負担がかかります。
そのため、VRゲームをする際にはグラフィックボードの性能がかなり重要となっています。
VRにはどれくらいの性能のグラボが必要?
VRにはそれなりに高い性能を持ったグラボが必要となります。
VRに適した性能を持つグラボ選びで参考になるのが「VR Ready」という認証です。
VR Readyは、
『PCパーツがVRを快適に楽しむためのスペックを備えている』
ということを表した認証です。
VR Readyには、OculusやHTCなど主要VRヘッドセットメーカーによる認証のほかに、グラボ(GPU)メーカーのNVIDIA社とAMD社による
・GeForce GTX VR Ready(NVIDIA)
・Radeon VR Ready(AMD)
があります。
VR Ready認証グラボはあくまで参考レベル
PCやPCパーツを選ぶときに便利なVR Ready認証ですが、気をつけたいのはVR Readyはあくまで
「これくらいならなんとか快適にVRできる」
というスペックということです。
例えば、HTC VIVEで推奨されているグラフィックボードは、
・NVIDIA GeForce GTX 1060
・AMD Radeon RX 480
となっていますが、今ではこれらでもカクつきを感じることがあります。
特に最近のVRゲームやVRヘッドセットは高いグラフィック性能を要求することが多いので、ヌルヌル動いて欲しい場合は可能な限り高性能なグラボを選ぶようにしてください。
NVIDIA社とAMD社ではどっちのグラボがおすすめ?
グラフィックボードに関してはNVIDIA社のGeForceとAMD社のRadeonの2強状態です。
GeForceとRadeonは性能差はほとんどなく、どちらを選んでもキレイな映像でVRを楽しむことができます。
しかし、GeForceとRadeonにはそれぞれ得意としていることや、組み合わせの多いCPUなどで違いがあります。
これらの違いを理解することで、より目的にあったグラボを選ぶことが可能です。
NVIDIA社のGeForceシリーズの特徴
・インテルのCPUと組み合わされることが多い
・肉眼で見るのと同じような見え方
・ゲームをするときに向いている
AMD社のRadeonシリーズの特徴
・AMDのCPU(Ryzen)との組み合わせが多い
・くっきりと鮮やかな見え方
・動画などを見るときに向いている
ちなみに、グラボのシェアでいえばNVIDIAの方がAMDに優っているので、基本的にはNVIDIAのグラボから検討すると良いでしょう。
次は、メーカーの特徴以外に注意すべき点についてご紹介します。
グラボを買う際の注意点!
グラボは
・グレード(GTXやRTXなど)
・シリーズ番号(数字が大きいほど新しい)
・シリーズ内型番(数字が大きいほどハイスペック)
を見ればメーカーや性能はある程度わかりますが、追加で購入する場合新たに注意しておくべき部分があります。
それは、増設予定のPCに物理的に合うかどうかです。
グラボによって対応PCが異なる
グラボは
・マザーボードのスロット(サイズ)
・出力ポート
(数と種類(DisplayPort、HDMI,DVIなど))
・電源数
(端子の種類(6Pinもしくは8Pin))
などが異なっているので、自分のPCが上記にしっかり対応しているか確認する必要があります。
また、グラボによって、その大きさもさまざまなので、
・増設予定のPCにちゃんと収まるかどうか?
・自分のPCにはどれくらいの大きさが最適化?
なども考慮する必要があります。
性能も大事ですが、これらもしっかりチェックしておかないと、せっかく購入した新しいグラボが自分のPCで使えないということになってしまいます。
ジャンル別!VRにおすすめのグラボ2選!
VRにおすすめなグラボを
・コスパ重視
・性能重視
でそれぞれ1つずつ(計2つ)紹介します。
コスパ重視なら「RTX 2060」がおすすめ!
・クロック数:1365MHz
・出力ポート HDMI:2
・出力ポート DisplayPort:1
・出力ポート DVI-D:1
・メモリ:6GB(GDDR6)
・占有スロット:2.5SLOT占有
・冷却方式:セミファンレス
・補助電源:8ピン
コスパ重視だと「GeForce RTX 2060」がおすすめです。
NVIDIAの次世代シリーズRTX 20XXの中位モデルでありながら、4万円台〜7万円台と前世代のGTX 1060やGTX 1070と値段がさほど変わりません。
RTX 20XXシリーズの特徴でもある、現実のような光源、反射、影を表現するレイトシーイング機能を搭載し、4K画質の場合でもほとんどのPCゲームにおいて高いベンチマークスコアを記録しています。
もちろんVRゲームをプレイする際にも60〜90fpsをほぼキープするなど安定した動作なので、長時間プレイしていてもVR酔いせず快適に過ごすことが可能です。
\コスパ最強!/
↓↓↓
性能重視なら「RTX 2080 Ti」がおすすめ!
・クロック数:1545MHz
・出力ポート HDMI:1
・出力ポート DisplayPort:3
・メモリ:11GB(GDDR6)
・占有スロット:3SLOT占有
・冷却方式:冷却ファン
・補助電源:8ピン + 8ピン
性能重視の場合は「RTX 2080 Ti」がおすすめです!
「RTX 2080 Ti」は、NVIDIA GeForce RTX 20XXシリーズの最上位モデルであり、現行最高の性能を持つと言われています。
ほぼ全てのPCゲームにおいて、4K画質で60〜90fpsをキープできる画像処理能力を誇ります。
さらに、鏡面や影をリアルに表現する「レイトシーイング」に対応するだけでなく、Tensorコアを利用したDLSSを実装することで機械学習によってノイズやジャギー(ギザギザ)をリアルタイムで軽減することも可能です。
そのため、通常のPCゲームでは性能をもてあまし気味なところがありますが、VRゲームでは性能を存分に発揮し、高解像度VRヘッドセットを使っていてもリアルと錯覚するほどヌルヌル動く体験をすることができます。
最高性能ということもあり、値段も14万円〜18万円と、PC1台買えちゃうくらいの高価格となっています。
\最高性能グラボ!/
↓↓↓
グラボ導入は結構ハイレベル
グラボ導入の手順は、
①PCケースを開ける
②グラボを取り付ける
③元に戻す
となっており、一見すると簡単なように感じますが、PCの中身を開けたり配線をいじる必要があるので慣れていないと難しい作業です。
しかも、グラボの導入作業は自己責任であり、作業全般に伴う破損や不具合対応に関しては保証の範囲外とするメーカーやショップが多いです。
せっかく高いお金で性能の良いグラボを用意したのに、ミスしてPCもろともダメにしてしまうということになりかねません。
よくわからない人はVR Ready PCがおすすめ!
グラボ導入に不安がある人は、
「VR Ready PCを新たに購入する」
がおすすめです。
VR Ready PCであればVRが楽しめるように、高性能のグラボが最初から搭載されています。
しかも、グラボだけでなくCPUやメモリの性能もVRに最適化されているので、非常に便利です。
安い買い物ではありませんが、PCそのものの性能も大幅にあっぷするので、VR以外のことにもフルで活用できるので、
良いものに買い換える
と考えれば、損をするような買い物では有りません。
\VR Ready PCについてはこちら/
↓↓↓
【VRが快適に楽しめるVR Readyとは?VRにおすすめなゲーミングPCなど詳細情報を公開!】
まとめ
VRゲームを快適に楽しむためには高性能なグラフィックボードが不可欠です。
グラボ選びの時に大切な視点になるのが
・コスパ
・性能
のどちらを優先するかというものです。
もちろん、コスパを優先してもVRゲームを遊べるので、現行タイトルに関しては快適にプレイすることはできます。
しかし、今後新しいVRゲームのタイトルが増えていくに従って、高いグラフィック処理能力が先々で必要になることも考えられます。
以上のことを考えたうえで、後悔のないグラフィックカード選びをしてください。
\こちらの記事も読まれています!/
↓↓↓
【VRが快適に楽しめるVR Readyとは?VRにおすすめなゲーミングPCなど詳細情報を公開!】
Copyright © 2019 VR Inside All Rights Reserved.