VR/ARクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を提供する株式会社Psychic VR Labは、「STYLY ARアプリ」をGooglePlayとAppStoreにてリリースしたことを発表しました。
STYLY ARアプリについて
STYLY ARアプリでは、現実世界に実在する施設などロケーションに合わせて制作されたARアート体験が可能です。
第1弾のコンテンツでは、リニューアルOPENする渋谷PARCOにて、
・バーチャルショーケース「SHIBUYA XR SHOWCASE」でのARインスタレーション「World’s end supernova」常設展示
・次世代型のセレクトショップ「calif」と、グラフィックアーティストの「ステレオテニス」氏のコラボARコンテンツ
を体験することができます。
アプリの使い方
①STYLY ARアプリをダウンロード
②STYLY ARアプリを起動し、画面左下にあるカメラマークをクリック
③STYLYマーカーをSTYLY ARでスキャンし、スタートボタンをクリックするとARコンテンツが表示されます

STYLYマーカー サンプル
※ このSTYLYマーカーは「NEWVIEW AWARDS 2019」のファイナリスト作品をARアートとして展示したものです。
常設展示「World’s end supernova : Discont」
昨年開催されたVRコンテンツアワード「NEWVIEW AWARDS 2018」でPARCO賞を受賞したVR空間デザイナー Discont氏によるデジタルインスタレーション作品が、渋谷PARCO 5F バーチャルショーケース「SHIBUYA XR SHOWCASE」にて常設展示されます。
水槽に見立てた5Fの吹き抜け空間が、体験者のインタラクションによってさまざまに変化していく架空のシミュレーターがイメージされた作品です。
鑑賞する人の操作によって結末が変わるインタラクティブなアートを体験することができます。
■ NEWVIEW
企画展示「calif×ステレオテニス」
渋谷PARCO 5Fに出店する次世代型のセレクトショップ「calif」と、グラフィックアーティスト「ステレオテニス」氏のコラボコンテンツです。
壁面に展示されたアートワークの中央に配置されたARマーカーをスキャンすると、絵の中のオブジェクトが壁を飛び出して空間を埋め尽くすバーチャルフォトスポットが出現します。
califで商品購入した人だけが鑑賞できる、スペシャルコンテンツも用意されています。
■ calif(カリフ)・・・XLARGE、X-girl、MILKFED、SILAS、StylesなどB’s INTERNATIONALが展開するブランドを中心に取扱うオフィシャルオンラインストアで、渋谷店舗はオフラインとオンラインストアを繋ぐ次世代型のセレクトショップです。
常にストリートカルチャーを編集、発信し、新たなカスタマーエクスペリエンスを提供し続けるショップを目指しています。
まとめ
STYLY ARアプリがリリースされ、身近な施設で気軽にARアート体験が楽しめるようになります。
STYLYでは、2020年春に、現在提供されているVR制作ツール「STYLY Studio」にAR向けコンテンツ制作機能が搭載され、VR対応PCやプログラミングスキルがなくても、ウェブブラウザ展開のSTYLY Studioに好みのクリエイティブをインポートすることでモバイル向けにARコンテンツ配信ができるようになるようです。
老若男女問わず世界中の人々がARコンテンツを簡単に制作&公開できるようになる日もすぐそこですが、まずはアプリをダウンロードして新生渋谷PARCOでAR体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ソース:「STYLY ARアプリ」に関するプレスリリース[PR Times]
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