SB C&S株式会社と株式会社ホロラボは、3D CADやBIMで作成した設計データを自動でAR/MRに変換する製造業・建設業向け可視化ソリューション「mixpace(ミクスペース)」のiPad対応版を2019年12月3日(火)より提供開始すると発表しました。
「mixpace」iPad対応版について
これまで「mixpace」に対応しているデバイスはMicrosoft HoloLens のみでしたが、今回iPadに対応したことにより、誰でも手軽に使えることができ、より多くの企業で導入しやすくなります。
なおiPad対応版のリリースに伴って、より多くのユーザーに利用してもらうために、価格据え置きのまま従来の契約で利用できるユーザー数が「5ユーザー」から「10ユーザー」に変更されます。
「mixpace」iPad対応版 製品説明会 開催
日時:2019年12月3日(火)午後2時~午後4時(受付開始:午後1時30分)
会場:ベルサール六本木 (東京都港区六本木7丁目18-18 住友不動産六本木通ビル)
申込方法:新しいiPadとARの活用による業務効率化セミナー
「mixpace」とは
「mixpace(ミクスペース)」は、3D CADやBIMで作成したデータをAR/MR対応デバイスで確認が可能なモデルに変換できる、製造業・建設業向け可視化ソリューションです。
誰でも手軽に操作でき、主に設計、製造、建設、配置シミュレーション、施工、保守などのシーンにおいて、実規模や実物大模型として活用できます。
データの内容によって変わりますが、これまで手作業で何日もかかっていたAR/MRへの変換作業が最短約10分でAR/MRに変換できるため、大幅な作業時間の短縮が見込まれています。
■ 製品詳細:mixpace
機能
・3DデータがAR/MR向けに自動変換され、ブラウザ上の専用ページからドラッグ&ドロップでファイルをアップロードすることで自動的に最適化されます。
・インタラクティブなAR/MRコンテンツとしてデータが使用され、なお見栄えの変化が極力少なくなるよう設計されています。
・Autodesk社のソフトウェアで活用できる各種データ形式や中間ファイル形式など、主要なファイル形式に対応しています。
特長
・3D CAD、BIMデータをアップロードすると、自動でAR/MR向けに変換されます。
・AR/MR開発の専用スキルがない人でも簡単に利用でき、AR/MR化の作業効率が大幅に向上します。
・クラウドサービスを活用することで、場所や環境を選ばずいつでも利用が可能です。
・オートデスク社のAutodesk Forgeを採用し、数十種類のファイルフォーマットに対応しています。
オートデスク社の3D CAD、BIMソフトウェアで活用できる各種データ形式のほか、中間ファイル形式などの主要なファイル形式に対応しています。
(一部対象外あり)
・変換されたデータは日本マイクロフト社が提供するクラウドプラットホームMicrosoft Azure上のセキュアなストレージに保存され、高いセキュリティーを保持します。
出展イベントで体験!
■VR/AR/MR ビジネスEXPO 2019 TOKYO(VR EXPO)
日時:2019年12月4日
会場:AKIBA SQUARE(東京都千代田区外神田4丁目14-1 秋葉原 UDX 2階)
■Microsoft Ignite The Tour Tokyo
日時:2019年12月5~6日
会場:ザ・プリンス パークタワー東京(東京都港区芝公園4丁目8-1)
日時:2019年12月11~13日
会場:東京ビッグサイト 青海展示棟(東京都江東区青海1丁目2-33)
まとめ
建設のシミュレーション・施工・保守などで実規模や実物大模型としての活用される「mixpace」ですが、建設業界では3Dデータを利用する上で、データの管理・共有だけでなく、活用機会が少なさや人材・技術不足という課題を抱えていて、可視化ソリューションの取り組みに未着手の企業が大半を占めていると言われています。
iPad対応版では、CAD/BIMとAR/MRの両方のスキル習得が不要で、誰でも手軽に利用できるため、未着手のより多くの企業の導入が期待されています。
ソース:「mixpace」に関するプレスリリース[PR Times]
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