12月18日、国内VTuber / バーチャルライバー事業「にじさんじプロジェクト」で知られる「いちから株式会社」は、韓国でのVTuber事業「NIJISANJI KR」を開始することを発表しました。
プロジェクト始動にあたって、VTuberオーディション第1弾の開催も決定しています。
韓国バーチャルライバー「NIJISANJI KR」が始動!
いちから株式会社が韓国へ本格進出することが明らかになりました。
プロジェクトの名前は「NIJISANJI KR」とされており、5人のキャラクターのビジュアルも公開されました。
現時点ではキャラクターの外見が発表されているのみで、名前や性格など詳しいことはまだ明らかになっていません。
ライバーオーディションも開催決定!
「NIJISANJI KR」の始動を前に、VTuberオーディションの応募開始も発表されました。
応募資格などの概要は以下の通りです。
・応募資格:韓国国内に在住する成人の方
・配信言語:韓国語
・選考:書類審査→電話審査→最終面接
・応募期間:2019/12/20(金)〜2020/1/6(月)
※応募は韓国国内からのみとなっております
海外進出を進める「にじさんじ」
今回の韓国進出はいちから株式会社にとっては、中国・インドネシア・インドに続く4カ国目の海外進出になります。
■ 中国VTuber事業「VirtuaReal Project」等(2019年5月よりデビュー、現在26名)
■ インドネシアVTuber事業「NIJISANJI id」(2019年9月よりデビュー、現在7名)
■ インドVTuber事業「NIJISANJI in」(現在デビュー審査中)
最多の26名のVTuberが活動している中国ではさらに新規ライバーのオーディションが開催され、インドネシアの「NIJISANJI in」もチャンネル登録者を増やしており、
日本生まれのVTuberというネットエンタメが各国で順調に受け入れられているということができます。
関連記事:にじさんじのいちから社が中国へ進出!新たなVtuberプロジェクト始動!
インターネット・エンタメが盛んな韓国
韓国はアジアを中心に世界的な人気を誇る韓流ドラマやK-POPなどアジアのエンタテインメントを先導する国ということができます。
また、インターネット浸透率は96%、スマートフォンを使用する成人割合は94%(ともに世界一)を誇るネットインフラ最先端国家でもあります。
そんな韓国ですが、近年ではライブストリーミングやeスポーツも盛んとなっている一方、日本の漫画やアニメなどが若者を中心に人気を集めています。
このような韓国のネット・エンタメの現状から、いちからはVTuberが十分活躍できる土壌があると考えているとのことです。
まとめ
「にじさんじ」を運営するいちから社が韓国への進出を発表しました。
「NIJISANJI KR」と呼ばれることになるVtuberはすでにビジュアルが公開されており、オーディションの開催も決定しています。
いちから社の海外進出は中国、インドネシア、インドに続いて4カ国目となりますが、それぞれの国で順調にプロジェクトは進行しているようです。
エンタメ大国であり、インターネット大国でもある韓国では、VTuberも受け入れられやすいのではないでしょうか。
VTuberが韓国でどのような活躍を見せ、成長していくのか非常に楽しみですね。
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