Supership株式会社、KDDI株式会社、株式会社テラスサイド、株式会社講談社、株式会社博報堂DYメディアパートナーズは、VR演劇「鈍色とイノセンス ~ Mixalive殺人事件 45年目の真実 ~」を2020年3月19日からMixalive TOKYO(ミクサライブ東京)のこけら落としとして上演することを発表しました。
VR演劇とは
VR演劇は、上演中の演出として、VRヘッドセットを使用してVR映像を視聴します。
リアルな演劇と、バーチャル空間の映像を行き来することで、次世代の演劇体験を楽しむことができます。
「鈍色とイノセンス ~Mixalive殺人事件 45年目の真実~」では、「VR同時視聴システム」を活用して、観客全員が同時にVR映像を観覧することができます。
本公演のVR映像は、VRの特性を活かして演劇の魅力を引き出す映像演出となっています。
ゴーグルを装着すると、上下左右180度のVR空間を自由に観ることができ、舞台上の演出だけに留まらない観劇を楽しむことができます。
「VR同時視聴システム」を初めて導入し、昨年6月27日から7月1日に東京・中目黒ウッディシアターで上演された日本初の本格派VR演劇「Visual Record ~記憶法廷~」(主催:テラスサイド)では、「VRと演劇が融合した新感覚の体験」と、好評を博しています。
今回の公演は、2020年3月19日に池袋に開業するLIVEエンターテインメントビル「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」内の多目的ホール「Hall Mixa」のこけら落とし公演として上演されます。
製作委員会では、今後も演劇だけに留まらず、ミュージカル、ライブなどの既存エンターテインメントにテクノロジーを組み合わせた新しい体験価値を提供していきたいとしています。
「VR同時視聴システム」の特長について
【1】タブレットによる簡単操作
①タブレット1台で複数台のVRデバイスを集中管理します
②着脱状況、電源残量、音量調整などVRデバイスの細部までコントロールが可能です
【2】複数人・同時体験
最大200人までVRコンテンツを同時に体験することができます
【3】多様なコンテンツ視聴体験
①2D、3Dコンテンツに対応しています
②同時、連続、個別再生が可能です
③コンテンツ保護(DRM)、コンテンツ管理(CMS)機能も有しています
【4】ハンズフリー、コントローラーレス
VRヘッドセットを装着するだけで視聴可能(リモコン・コントローラー不要)で、観覧者は何も操作する必要がありません。
「Mixalive TOKYO」とは?
「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」は、講談社が2020年3月19日に開業を予定しているLIVEエンターテインメントビルで、バラエティ豊かなパートナー企業と連携した、ジャパンPOPカルチャーの聖地として、今最も注目を集めているエンターテインメント都市「池袋」で、これまで長く愛されてきた映画館「シネマサンシャイン池袋」を、まるごとエンターテインメントライブの発信基地としてリノベーションした施設です。
VR演劇「鈍色とイノセンス ~ Mixalive殺人事件 45年目の真実 ~」について
ストーリー
「ヴィジュアル・レコード」、それは世の中のありとあらゆる物が「見た記憶」を記録し再生する事が出来る画期的なシステム。
人々は常に周りの物に記憶・記録される⽣活を送り、おかげで犯罪は激減、警察組織は縮小化されていた。
ある日、一人の男が自首をした。
「私は 45年前、父親を殺しました。私を死刑にしてください」。
男は、父親殺しの罪で陪審員裁判に掛けられたが、当時集められた 十二人の陪審員が長い議論の末「合理的な疑問」を主張し、無罪になっていた。
そう、合理的な疑問はあった、しかし男が「父親を殺していない」という確証はどこにも無かった。
不朽の名作「十二人の怒れる男」をオマージュし、池袋を舞台に「ヴィジュアル・レコード」を駆使して45年前の事件の真相を明らかにしていく参加型エンタメミステリー演劇。
なぜ、男は 45年を経て、裁きを望むのか。
再審の果てにたどり着く「真実」を決めるのは、陪審員である客席の「あなた」だ。
引用元:プレスリリース
本公演のVR映像特長
国内外で開催された数々の映画祭で評価を得ている映像制作チームにより「演劇とVR」の組み合わせという新たな映像表現を実現しています。
(1) VRストーリーテリングの知見を生かしたストーリー性の高い映像演出
(2) 舞台演出と映像演出を緻密に組み合わせたVR映像構成
出演者・スタッフ
【出演者】
中村優一 斉藤秀翼 秋沢健太朗 高本学
足立英昭 新井將 澤田美紀 小泉遥 濱仲太
【スタッフ】
演出・脚本:キムラ真(ナイスコンプレックス)
企画:サトウヒカル
原案:竹田哲士(電動夏子安置システム)
制作:ナイスコンプレックス
キャスティング:松永一樹(アカツキエージェンシー)
VRシステム協力:KDDI
VR映像制作:Supership
統括プロデューサー:玉井雄大(テラスサイド)
主催:「鈍色とイノセンス」製作委員会(テラスサイド / KDDI / 講談社 / 博報堂DYメディアパートナーズ)
公演日程
2020年3月19日~2020年4月12日
会場
名称:Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)B2F「Hall Mixa」
住所:東京都豊島区東池袋1-14-3
チケット料金
チケット料金:S席 8,000円 / A席 6,000円(全席指定・税込) ※ほか、各種割引あり
※2020年1月8日より一部キャストによるファンクラブ先行抽選販売開始予定
※2020年1月23日よりチケット一般先行抽選販売開始予定
詳細:VR演劇公式サイト
チケットプレゼントキャンペーン実施中!
キャンペーン期間中、「auスマートパス」プレゼント応募ページからの応募者に、抽選で「関係者内覧会のご招待チケット」がプレゼントされます。
※「auスマートパス」への会員登録が必要。
応募期間
2020年1月6日から2020年1月14日
応募方法
下記応募ページより、応募できます。
当選連絡
当選結果は1月中旬、当選者へメールで通知されます。
まとめ
昨年上映された第1弾のVR演劇「Visual Record ~記憶法廷~」に次ぐ第2弾!、楽しみですね。
今回も「Visual Record」に関する演出がVRで表現されそうです。
さらに今回はエンターテインメントライブの発信基地として誕生する「Mixalive TOKYO」の杮落とし公演ということで、さらに期待が高まります。
参考:KDDIによる「VR同時視聴システム」を活用したVR舞台演劇が誕生
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