※本記事はiFashion Lab公式ブログの中からSTYLY Suiteに関連する技術記事を寄稿いただいております。
今回は、STYLY Suiteを使って30分でできるVRサファリパークの制作方法から、ハコスコで観賞(二眼は対象年齢7歳以上)するまでをご紹介します。
子供も笑顔になる、わくわくサファリパークを作ろう!
「ウチの子供にもVRを体験させたい!でも、対象年齢が、、、」
HTC Viveなどにある対象年齢(13歳以上推奨)の問題。せっかくなら親子で一緒にVRを楽しみたいのに、諦めなければいけないのは悲しいですよね。
しかし、STYLY Suiteの豊富なアセットでVRサファリパークを作り、ハコスコ(二眼は対象年齢7歳以上)を使用すればVR体験ができます!
*ハコスコは単眼で使用した場合のみ、対象年齢が全年齢となります。
必要なもの
・PC(Mac / WindowsどちらでもOK)
・Google Chrome(推奨ブラウザ 制作時 / 観賞時)
・スマホ(iOS / AndroidどちらでもOK)
・ハコスコ
VR制作にはSTYLYを利用
今回もVR制作ツール「STYLY」を活用して制作していきます。
STYLYのUI説明や基礎機能(オブジェクトの移動、回転など)はこの記事では割愛します。もし確認したい方はSTYLYの公式チュートリアルか、前回私たちが書いた記事を覗いてみてください。
空、地面のアセットを挿入
では始めていきましょう!画面左上に3つ並んでいる黒いボタンのうち、真ん中にある「Assets」ボタンを押してください。
次の画面で「3D Model」を選択します(↓)
次の画面は3Dモデルの種類が分類されています。空のアセット「EpicSky」を選択します(↓)
次に下へスクロールし、地面のアセット「Grass」を選択します(↓)
元のエディタ画面に戻り、空と地面が挿入されてサバンナのような、広大な大地ができあがります(↓)
動物の3Dモデルを挿入
同じ要領で今度は、「3D Models」を選択します(↓)
下にスクロールしていくと様々な動物のアセットがあり、「Elephant」という名前の3Dモデルを選択してみます(↓)
元のSTYLYエディタ画面に戻り、「自分だけのVRシアターを作ろう!(1)」と同じ要領で好きな位置へ調整します(↓)
このような手順で楽しそうなVR空間をイメージしながら、好きな動物を好きな場所へ挿入していきましょう *3Dモデルの複製は「Shift + D」で可能です(↓)
草、木の3Dモデルを挿入
再び「3D Models」を選択します(↓)
下にスクロールして「TallTree」という名前の木の3Dモデルを選択してみます(↓)
元のSTYLYエディタ画面に戻り、調整したらこんな感じに(↓)
動物たちと同じ手順で様々な草、木の3Dモデルを挿入していけば、動物園よりも開放的なVRサファリパークの完成!(↓)
完成したら、最後はハコスコで覗いてみよう!
完成したら画面左上の「Publish」ボタンを選択します(↓)
次の画面では作ったVR空間の名前を変更可能です。OKなら真ん中の「Publish」を選択します(↓)
そうすると、「Open Published Page」が出てくるので選択します(↓)
そして、このVR空間のURLが発行されて360度デモページが実行されます(↓)
最後に、発行されたURLをスマホのブラウザで開き、「Enter VR」をタッチ。あとはハコスコにスマホを入れたら完了!(↓)
スマホを横すると画面が二眼に切り替わります。*スマホの画面回転をロックすれば、単眼で観ることもできます。(↓)
以上で、VRサファリパークの制作方法から、ハコスコで観賞するまでの解説は終了です。お疲れ様でした!
※元記事:子供も楽しめる!VRサファリパークを作って、ハコスコで観賞しよう!〜STYLY SuiteでVR制作 [第24回]〜 – iFashion Lab公式ブログ ©edoga inc. All Rights Reserved
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