VR/AR/MR領域に対するプロダクトの企画・開発を手掛ける株式会社Synamonは、スマートMRグラス「NrealLight」を使った日本国内初となるマルチプレイ型のシューティングゲーム「Zombie bomber AR」を開発したことを発表しました。
また、本ゲームのデモ版は11月23日~24日に沖縄で開催された「沖縄国際カーニバル」のKDDIブースに出展されました。
目の前にゾンビが現れる!「Zombie bomber AR」とは?
「Zombie bomber AR」は、スマートMRグラス「NrealLight(エンライト)」向けに開発されたマルチプレイ型シューティングゲームです。
MRの技術を活用し、実際に目で見る景色の中にゾンビが出現します。
プレイヤーは、向かってくるゾンビに爆弾をなげて倒していき、スコアを競います。
今回お披露目されたデモ版は、1人で楽しむことができるシングルプレイだけでなく、複数人で協力プレイきるマルチプレイにも対応しており、相手の場所やプレイ状況を確認しながら協力してゾンビを倒すことができます。
遠隔でのマルチプレイ対応
ボイスチャット
などのコミュニケーション機能等があり、双方向コミュニケーションをとりながら行うMRゲームへと発展する可能性があります。
MRを活用した今後の取り組みについて
Synamon社は、VR技術を活用したサービス提供を中心に取り組んでいますが、デジタルとアナログが融合した世界をいち早く実現するためには、ARやMRといった技術も組み合わせていくことが必然であると考えています。
今回のMR技術を活用したプロダクト開発は、Synamon社としても初めての取り組みであり、これを機に、今後は「NEUTRANS」で培ったVR技術を応用しながら、AR/MR領域全般を見据えた未来のコミュニケーションのあり方についても研究開発を進めていくということです。
さらに、エンタテインメント以外にビジネス領域でARやMRを活用していくための研究開発にも、積極的に取り組んでいく予定です。
サービスサイト:NEUTRANS BIZ
スマートMRグラスNrealLightとは?
「NrealLight」(エンリアルライト)は、Nreal Ltd.により開発された、次世代のMRグラスで、日本での一般販売も2020年に開始される予定です。
メガネ型の高いデザイン性と88gという軽量さが特徴のモデルで、本体に搭載された3基のカメラによって空間を認識し、現実世界にデジタルな物体や情報を重ね合わせて表示します。
まとめ
5G時代を見据え、MRを活用したコミュニケーションやxR技術による新しい体験の創出などの研究が盛んになっています。
MRグラス「NrealLight」を使ったマルチプレイ型ゲーム「Zombie bomber AR」も、これまでになり新たな体験をもたらしてくれるユニークなゲームです。
今後も、xR技術を活用した新たなコミュニケーションが次々と生まれるのでしょうね。
ソース:MR技術を活用したマルチプレイ型ゲームに関するプレスリリース[PR TIMES]
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