DataMesh株式会社は、独自開発した3Dコンテンツ運用プラットフォーム「DataMesh Director Ver3.1」を新たにリリースしたことを発表しました。
DataMesh Director Ver3.1について

DataMesh Directorによる3Dコンテンツの作成の様子
「DataMesh Director Ver3.1」は、3Dコンテンツの運用プラットフォームです。
企業で、社内既存の3Dアセットを有効に活用し、インハウスで3Dモデルの運用に知見がない人でも、パワーポイントを編集する要領で簡単に3D教材を作成することができます。
・Microsoft HoloLens 2
・iPhoneやiPadなどiOSデバイス
に対応しています。
クラウド経由で
・コンテンツ管理
・デバイス間の連携やシェアリング
も可能です。
主に、教育研修や現場の作業支援(デジタルガイド)、製品プロモーションツールとしての利用が想定されています。
※ Microsoft HoloLens、Microsoft HoloLens 2は米国Microsoft Corporation及びその他の国における登録商標または商標です。
iOS、iPhone、iPadは米国Apple Inc.及びそのほかの国における登録商標または商標です。
DataMesh Director Ver3.1開発の背景
エンタープライズ領域を中心に世界中の企業に対してMR技術を活用した業務支援を行うDataMesh社では、これまで主に製造業界を中心に
・Off the job training(現場に行く前)
・On the job training(現場で)
の領域で、技術継承や若手人材の教育トレーニングのニーズでの活用可能性についての多くの声を受けてきました。
Off the job trainingに関しては、現場に行く前に現場の設備の操作方法やメンテナンスなどを3D教材で学習したい(製造ラインが立て込んでいたり、セーフティーブース内に入れなかったりなど、現場での作業研修ができない)というものです。
また、On the job trainingに関しては、現場に行き実際の製造設備と3Dコンテンツを重ね合わせて作業のデジタルガイドを表示させることができれば、誰もが直感的に操作を習得することができる、といった声が寄せられていました。
しかし、3Dコンテンツを可視化し運用するためのハードウェアであるヘッドマウントディスプレイMicrosoft HoloLens上で動かす3D教材を作成するには、3Dモデルの運用に知見のあるプロフェッショナル向けの開発環境を用い独自に開発するか、システム開発会社であるベンダーに都度開発依頼をする必要がありました。
そのような声を受けて、3Dモデルの運用に知見がなくても簡単に3D教材を作成することができるよう、3Dコンテンツ運用プラットフォーム「DataMesh Director Ver3.1」が開発されました。
まとめ
MR技術とデータサイエンス技術を組み合わせ、効率的な教育・トレーニング、デジタル業務支援、製品PR・展示のソリューションを提供しているDataMesh社が、実際の現場の声を活かして開発した新サービス「DataMesh Director Ver3.1」。
3Dモデルの運用に知見がない人でも簡単に操作できるところが大きな特長です。
眼鏡をかけたままでも装着できるなど長く快適に装着でき、また大幅に視野が拡大されて没入感が向上したHMD「HoloLens 2」と、使い慣れた「iOSデバイス」に対応され、直感的に習得可能な3D教材が、製造業界の技術継承や人材育成のために多く普及するといいですね。
ソース:「DataMesh Director Ver3.1」に関するプレスリリース[PR Times]
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